ハイヒールが与える影響

 

みなさん!こんにちわ!

やまうち整形外科の森です!

今回のテーマは「ハイヒール」についてです。

 

女性のみなさんはハイヒールを履いて、仕事や買い物、旅行などをされるのではないでしょうか?
よく耳にするのは…

「ハイヒールを履くと足が悪くなる」
「ハイヒールを若いうちに履くと外反母趾になる」
などなど…

 

あまり体に良くないイメージがあるかと思います。

確かに、3cm以上踵が高い靴を履く場合は、足先に体重がかかりやすく、足への負担が大きくなるという報告はいくつかあります。

 

でも、やっぱりハイヒールを履きたいという女性の方は多いと思います。
私たちも女性の方にハイヒールを履いてはダメとは言いたくはありません。
ハイヒールを勧めるわけではありませんが、ハイヒールを履いた時にどのようなケアをしたらよいかを紹介できたらと思います。

 

なぜ、ハイヒールは負担をかけるのでしょうか?

ハイヒールを履くと重心が前方にかかりやすくなり、指先の関節(中足趾節間関節:MP関節)への圧迫力や変形のストレスが加わってきます。また、その状態で動いたりすると親指の動きが制限されて、より変形方向に負担がかかってきてしまうと言われています。そのため、ハイヒールを長時間履くと指先が痛くなったり靴擦れを起こしてしまったりすることに繋がります。

 

ハイヒールを履いた後のケア方法の紹介!

【 ゆびひろ体操 】

まずは、それぞれの足指の間に指先を入れましょう。

 

次に、指先を曲げたり反ったりしてストレッチングを行いましょう。

 

この運動を10-30回ずつ行うことで、外反母趾や扁平足が改善されたという報告があります。
是非、ハイヒールを履く方は無理のない範囲で取り入れてもらえたらと思います。

 

最近ではハイヒールに対するインソールも開発されつつあります。

当院でも皆さんの健康に少しでも貢献できたらと思っています。

今後ともブログで情報を発信していきますので、宜しくお願い致します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

2018年11月21日