足の痛みでお困りの方

みなさんの足の痛みはどこですか?

 

足の痛みといってもさまざまな痛みがあります。
筋肉の痛みであったり、関節の痛みであったり、腱の炎症であったりと原因はさまざまです。
ですが、痛みの部位によって大まかに原因を簡易的に判別することがあります。
実際には痛み方やレントゲンなどで最終的な原因を探っていきます。
また、筋肉や腱・関節などの原因で痛みが出ているだけでなく、
胼胝魚の目などで痛みが出ることがあり、歩き方によって胼胝などができることもあります。

 

足はその人の歩き方や動きの癖が表れやすい

自分の足をよく観察してみて下さい。
親指の端側に皮膚が硬くなっていることはありませんか?
母趾球の皮膚が厚くなっていませんか?
小指が曲がって内側に入り込んでいませんか?
母趾球や中指の間くらいの皮膚が丸く硬くなっていませんか?

 

これらの特徴は歩き方のどこに負担をかけているのかの手がかりを教えてくれます。
例えば、親指の端側の皮膚が硬くなっている人は、しっかりと5本の指を使って蹴り出すことができず、母趾側に過剰な負担をかけてしまっていることになります。
そのような歩き方をしていると、外反母趾になったり、膝に痛みが出たりするなど身体の不調を引き起こす事に繋がっていくかもしれません。
そのため、事前に足の状態を確認しておくことで、身体の不調サインに早期に気付けるかもしれません

 

足の状態で歩き方が変化する

 

先程もお伝えしたように足部は全身の状態に影響を及ぼすと言われています。
足の上に身体が乗っているので、土台となる足が崩れてしまっては、その上のバランスは悪くなってしまいます。ですので、足の状態を整えることが歩き方を変えるポイントになります。

 

足の皮剥け胼胝・魚の目は経験がありませんか?

例えば、この選手であれば、母趾球への過剰な蹴り出しが見られたことで、母趾球の皮剥けが起こったり、踵や足底の痛みが出現したりすることがあり、パフォーマンスが下がってしまっていました。
そのため、母趾への荷重ではなく、5本の指でしっかりと蹴り出しができることで、過度な皮剥けは減り、痛みの軽減に繋がっています。


その他で言えば、足には多くの骨がありますが、骨折した後に痛みは感じなくなったが、腰痛が出始めたという方を多く経験します、

また、腰痛で来院しましたが、昔に足を骨折し、そのままほっといて治療していないという方もおり、骨折によって生じた関節の硬さや筋力の低下などがあり、その部分の改善に伴い、腰痛が軽減していった方もいました。

 

上の患者様も母指の骨折後の痛みが残っていたため、インソールにて母趾がしっかり使えて蹴り出しができるように制御することを目的にインソールを作製し、痛みの軽減を図りました。また、蹴り出しができてきたことで、少しずつ過度な腰の動きも減り、腰痛の重だるさも軽減していったこともあります。

 

 

最後に…

患者様からよく聞く話ですが、
足の痛みくらいで整形外科に受診するのはおおげさじゃないかな?
胼胝を診てもらうのは整形じゃなくてどこに行けばいいのかしら?
別に歩けないわけではないし、診てもらうのも恥ずかしい
と患者様からお話をいただくことがあります。

些細な事でも構いませんので、何か不安やお悩みがありましたら、ご相談ください。
その少しでも感じる不安に対して解消できるよう寄り添っていきたいと思っています。

もし、足の痛みなどでお困りの方でインソールを作ってみたいと思う方は、当院まで来院していただき、受付スタッフに「インソールを作って欲しい」とお伝えして下されば、当日でも対応させていただきます。

少しでも皆様のお役に立てれるよう努めてまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

2019年01月27日